日本語題名/アーティスト名義:「ユクのうた」/detune. featuring ユク
英語の題名/アーティスト名義:「go before dawn 」/detune. featuring yuk
企画番号:WEATHER 061 / HEADZ 189
価格:200円
iTunes Store にて9月18日配信開始
produced by detune.&しんぽうなおこ
arranged and recorded by detune.
music by 郷拓郎
mixed and mastered by 石塚周太
concept, lyric and design by しんぽうなおこ
photo by 草野直也
A&R : 荻原孝文(HEADZ)
WEATHERMAN : 佐々木敦(HEADZ)
関連イベント
go before dawn 2013.9.15(sat)~9.29(sun)
detune.郷拓郎 ミニライブ 9月22日18時~22時 入場料500円
@FIGYA 大阪市此花区梅香3-11-18 FIGYA 阪神なんば線 千鳥橋駅から徒歩5分
私はキャラクター作家と名乗り、キャラクターを作りますが、本当に作りたいのは、生き物です。現実に出会い、一緒に遊んだりできる生き物が作りたいのです。しかし、それは、私がマッドサイエンティストであっても難しいことです。ですから私はキャラクターという手法を使います。一枚のイラストやフィギュアを作品とするのではなく、キャラクターとして、作品を見てくださる人の心のなかで生き生きと生きる生き物を作ることを目標とします。そのために、媒体を変えて立体的に人に伝える必要があると考えます。ユクを表現するその媒体をフィギュア、写真、音楽の3つにし、写真家草野直也氏と音楽家郷 拓郎氏とともに展示を作ることにしました。
ユクというキャラクターを作ろうとした時に、ユクのストーリーや世界観を伝えるために、ユクのテーマソングが必要だと考えました。ユクを表現するには、迷ったり悩んだり弱そうな一面もありながら、力強い躍動感がだせること、また、少年性、思春期感、透明感、かわいらしさをもっていることが重要です。ユクはアイヌ語で鹿という意味ですが、ユクという音が日本語の行くという言葉に似ていることから命名しています。か弱い「鹿」の見た目ではあるが「行く」という強い意志のあるのキャラクターなのです。そのようなキャラクターを表現できる音楽家を探していて、郷 拓郎氏の作風がぴったりだということに気づきました。しかも、yuk=行く=go=郷という不思議なつながりも感じました。そこで、だめもとで依頼したところ、快諾をいただきました。
まず、郷 拓郎氏には、キャラクターの世界観の説明をして(設定のテキストやキャラクターができたいきさつなど)、曲作りをお願いしました。作詞は私が担当しましたが、郷 拓郎氏にも作詞のアドバイスを多くいただきました。作詞の際は草野直也氏の写真からもインスピレーションを受けており、ジャケット写真の撮影も草野直也氏がしています。「ユクのうた」はキャラクター作家、音楽家、写真家の感性が混じり合ったものとなっています。郷 拓郎氏には展示のクロージングイベントでライブもしていただきました。
ユクは「新しい世界へ行く」というコンセプトを持つキャラクターです。ユクの展示準備を進めて行くのと同時に念願だった大阪行きが決定しました。大阪でもいつかユクの展示をやるという約束をして大阪に引っ越してから約1年後、いよいよ大阪での展示も決まりました。